Medbb's blog

日々の中でなにかしらまとまった話をしたときの内容を忘れないように書き留めたページです

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に関する医学系の学術総会等の対応についてまとめました(その3)

自身参加する学会が6月にあるので,現在学会の開催状況が気になりまとめました.
前回同様 以下のサイトM-Review(株式会社メディカルレビュー社)の2020年学会カレンダー
https://med.m-review.co.jp/calendar_index
に掲載されている学会のWebサイトを見て集計しました

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2002年3月~6月に開催される学会等の状況(実数)2020年3月25日時点

 

3月開催の学会は通常開催はなくweb誌上開催となりました.
4月につきましても中止延期もしくはweb誌上開催が大半を占めております.
5月になりますと,8割程度は通常開催となっております.

一日も早くこの事態が終息することを願っております.

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に関する医学系の学術総会等の対応についてまとめました(その2)


先週と今週を比較するとかなり状況が深刻になってきていることが感じ取れます.

以下のサイトM-Review(株式会社メディカルレビュー社)の2020年学会カレンダー

https://med.m-review.co.jp/calendar_index

に掲載されている学会のWebサイトを見て集計しました

 

先週の記事は以下

http://medbb.hatenablog.com/entry/2020/02/21/230642

その時の状況と一週間後の状況比較しますと

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2月21日時点でまとめた3月31日までに開催される学会等の状況(実数)

◎開催予定注意喚起のみ 〇懇親会のみ中止 △一部プログラム等変更
×延期もしくは中止等 -検討中もしくは注意喚起無し

 

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4月19日までに開催される学会等の状況(実数)

時点の一週間後同士で(2月21日時点のものは~2月29日 今日のものは~3月9日)中止(× と 延期中止)を比較すると圧倒的に割合が上昇しています.あとweb開催や誌上開催などが出てきたというのが特徴です.4月中旬開催のイベントがこれから2週間以内で決まっていくのかなというところですので,終息することを祈るばかりです.

 

 

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に関する医学系の学術総会等の対応についてまとめました

2020年2月21日の夜時点での状況をとりまとめてみました.

月末に私自身も関係している会のイベントも延期が決まりましたし,3月には関係している研究大会もありそちらも気になっており,状況を把握しようと思ったからです.

以下のサイトM-Review(株式会社メディカルレビュー社)の2020年学会カレンダー

https://med.m-review.co.jp/calendar_index

に掲載されているもので2020年2月22日~3月31日の間に開催期間が入っているものを対象としました

 

それぞれの研究大会のWebサイトを見て以下の5つに分類しました

◎開催予定注意喚起のみ

〇懇親会のみ中止

△一部プログラム等変更

×延期もしくは中止等

-検討中もしくは注意喚起無し

結果は

  ×
total 14 12 7 10

10

となりました. しかし,開催まで日があるものは,状況にあわせて変更していくのだろうなと思います.データを見ますと開催1カ月前の時点では当初のプログラムで開催という格好で考えておられますが,半月前の時点までに開催か延期かの決断時期で,一週間前では開催の際の懇親会やプログラムの調整をするという格好なのかなと.

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3月31日までに開催される学会等の状況(実数)

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3月31日までに開催される学会等の状況(割合)の推移

 

へき地医療ワークショップ 2019 in Nara にて

毎年参加させていただきありがとうございます.

今年度のテーマは「看護の力で地域の良さを引き出そう。」

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へき地医療ワークショップ 2019 in Nara

楽しい一日でした.

ありがとうございました. 

 

以下私のまとめ・講評です.

 

第一部;村ってどんなところ?~村のマップを作ろう~

①情報通

「事情通」さんが各テーブルに登場される演出に驚きました.

「事情通」さんの情報で各テーブルともに盛り上がりました.それに触発されてテーブルの各メンバーさんから情報出てきていたように思います.「情報通」さんが気の付かなかった情報もあったのかなと思っています.

②テーブルにおける情報

「情報通」さんを軸にテーブル内で様々な情報が出てきていました.またその表現法についても様々なアイデアで勝手にアイコンを作ってみたり,パンフレットから切り抜いたものを地図に貼ってみたり,特に指定が無かったのですが,テーブルメンバーで相談しながら独自の工夫をしていたように思います.これがそのテーブルで培われていく知恵なのかなと思ってみていました.

無論皆さん良い地図を作りたいわけですから,他のテーブルの作品を見て良い所を見つけた人は自テーブルのメンバーにその事柄を伝え,良いところは取り入れていました.世の中で地域内でととまるのではなく他地域との連携が必要なのは皆さんご存じな事柄ですが,実際にこのワークショップでも見ることができました.それは真剣に良いものを目指そうという意識が皆さんにあったからこそと感じています.

それぞれの地域が自主性を発揮し問題を解決していく能力を持つことで地域間での連携がより効果的なサイクルになります.

③マップを見て

パンフレットから切り抜いた絵を載せているものもありましたが,独自で書かれていたものもありました.これはパンフレットにすらのっていない地域の良さを発掘されていたという見方が出来ます.無論パンフレットに載っていてもその素晴らしさや魅力などは

④発表にて

看護学生さんにとって,人前で発表する機会,特に学内関係者以外の居る場というのは良い経験になったことかと思います.しかしながら質疑応答の内容が地元民ではない学生さんにとっては良い意味で無力さを感じる良い機会になったことと思います

 

 第二部;看護の力で、村を健康に!~村の健康イベントを考えよう!~

⑤データをみて

数値の解釈において各テーブルで様々な議論がなされていたように思います.用いたデータが特に一部の方々へのアンケート調査である事に由来する注意すべき事項についてもキチンと整理されていたように思います.

各テーブル限られた時間でデータから問題抽出されましたが,ここではアンケートデータだけですが他のデータと合わせて解釈することも有効かと思います.

 ⑥イベント提案

分析結果に基づき対象を絞ったうえで,実現することを念頭においたイベントの提案だったように思います.既存のイベントにジョイントするものであったり,歌手を呼んでみたり,蛍のシーズンにあわせるなど,健康イベントに参加してもらうためのキッカケづくりが難しい所を実感されたのではないかと思います.

 

 

 

 

 

 

 

後悔のススメ

以下の文は2012年当時勤務していた大学で発行していた「Weekly就活」に掲載されたものです.当時別のblogで公開していた(今でも公開していますが)ものです.

投稿日時について当時のものに揃えようか悩みましたが,そうなると今書いている文章そのものがあるとややこしくなるので止めることにしました.

オリジナルの投稿日時は2012-02-01 08:00 となっています.

就職活動をしている,もしくは控えている在学生に向けて書いた文章ですので,その点ご了承ください.

 

 

 ある学生に四字熟語を創作してくれと、不意にお願いしました。​わずか数分で5作品。これ、面接で聞かれることあるようです。みなさん​作れますか?

 その創作四字熟語ですがほかの学生に聞かすと、なにかおかしいと怪訝​な顔。4文字なのだが熟語っぽくない。そのまんまじゃないかと。​たとえば「○肉○食」を「焼肉定食」などと間違えたりし​ますが、焼肉定食なる言葉が深い意味を持っているように思​えない。故に熟語ではないだろうと。これが弱肉強食であればそれ​なりに深い意味を説明できますよね(→これ読んでるあなた)

 熟=十分に実った状態。四字熟語というのはそれぞれの文字が一​体となって実り初めて熟語となるんだよなと。くだんの学生の作品​はとりあえず2文字の単語を二つ組み合わせただけの語。一体感あふれない。とても​熟語とはいえないという結論に至りました。

 一体感とはいったいなんだろう。一体になると個々の足し算に​とどまらない可能性を秘めたものになります。その期待感を抱かせるも​のが一体感だと私は考えています。学生のみなさんはこれまでの人​生でいろいろな知識などを蓄えてきたことでしょう。でも、あなたがそれらを自分の中で消化していく努力をして一体感を出さなければ​、人としての魅力は伝わりません。人としての魅力が伝われば、相手​にはその秘めたる可能性が将来像としてまぶしく映ります。

 よく、社会人が学生の間に勉強しておけば良かったと後悔してい​る姿を見ます。私もその一人。これを在学中に後悔できればしめたものです。なぜならば、その時に何をすべきだったのか気がついたから。そして今後さまざまな機会を大事にするから。そしてその覚悟が出来れば自然と一体感を出せる人に​なれるから。「単位をとれれば授業の中身なんてどうでもいい」「​勉強するだけ損」などと思っているあなたへ。後悔することをおす​すめします。そこから始めてください。

ストレスマーカー(唾液αアミラーゼ活性(sAA))を用いた評価について

 ある研究(介入の効果の判定)を行うのにストレスマーカーの一つであるsAAを用いることが適当であるか検討依頼を頂いたので,調べてみました.

 

唾液アミラーゼは

1:交感神経-副腎髄質系 → ノルエピネフリンの推定

2:直接神経作用 → 応答時間は数分と短い

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出典:「唾液マーカーでストレスを測る」山口昌樹,日薬理誌129,80~84,20071)

 

介入直後に測定すればその効果を測ることは可能.ゆえに急性なストレスに対する反応はわかるものの慢性的なもの(介入後直ちに測定せずある程度時間をおいたとき)に関しては,測定時の直前の状態が測定値に反映されてしまうことが想定される.

 

実際に刺激を与えて測定した研究

 

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「ストレス評価における唾液αアミラーゼ活性の有用性」萩野谷浩美,佐伯由香,日本看護技術学会誌 10(3), 19-28, 20122)図3を加工して作成(sAA以外のグラフを削除)

 

直前の状況(安産,足浴)によってスコアが変化するものの,終了2分で既に値が直前の状況を鑑みると,暴露中~直後に測定の必要がある.

他の研究でも同様に刺激後10分程度でスコアの変化が見られなくなっている.

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出典:「スピーチによる唾液アミラーゼの変動と達成感の関連」國橋孝寛他,人間環境学研究 11 巻 1 号,7-12,20133)

 

 こちらの研究では模擬公務員面接試験を行って測定したものです.

 

 

長期的に唾液アミラーゼの変動と主観的ストレスを測定した研究もされています

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唾液アミラーゼ活性の長期的個人内変動と主観的ストレスとの関係」入江正洋他,健康科学. 33, 39-45, 20114)

 

「 唾液アミラーゼ活性は,血圧と同じように主観的ストレス度を反映する可能性が示唆される」(参考文献4より引用)とのことである.しかしながら変動幅を考慮すると一回の測定のみではなく複数日に渡った測定を行い評価したほうが良いように思われます.

 

相談の内容をざっくり振り返ると,ある状況の被験者が一定期間内にあるサービスを利用し,その評価はサービスの利用時期に関わらずある決められたタイミングで行ったらどうだろうという話でした.

そこでsAAの測定の話が登場したわけで・・・.介入そのものの効果をみるのであれば,提供前と直後の測定が一番良いように思いますし,介入することで日常生活における様々なストレスを軽減する方向に作用する話をするのであれば,測定は一回ではなく丁寧に期間内の変動を追った方が良いだろうというところです.

 

参考文献

1)唾液マーカーでストレスを測る(山口昌樹,日薬理誌129,80~84(2007))

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/2/129_2_80/_pdf

 2)ストレス評価における唾液αアミラーゼ活性の有用性(萩野谷浩美,佐伯由香,日本看護技術学会誌 10(3), 19-28, 2012)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/10/3/10_19/_pdf

3)スピーチによる唾液アミラーゼの変動と達成感の関連(國橋孝寛他,人間環境学研究 11 巻 1 号,7-12,2013)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/shes/11/1/11_7/_pdf

4)唾液アミラーゼ活性の長期的個人内変動と主観的ストレスとの関係(入江正洋他,健康科学. 33, 39-45, 2011)

https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/20699/p039.pdf

 

へき地医療ワークショップ 2018 in Nara にて

最後にまとめ・講評を依頼されているのですがその時にはこんな話をしようかなと思ったので書き留めておきます.

実際には,その日のワークショップで気になったことなどをまとめるので実際には話せないだろうと思いますが,根底にはこのような思いがあっての発言になると思います

 

へきち医療ワークショップですが奈良県が主催していた地域医療ワークショップをへき地医療支援機構 南奈良総合医療センターが引き継ぐ格好で昨年度改めてスタートした本会です.昨年度は名称も地域医療ワークショップとして引き続き開催したことを思うと過渡期だったように思います.

県から地域医療ワークショップが引き継がれた経緯を知る立場にないのでわかりませんが,結果としてへき地医療支援機構南奈良総合医療センターが継続された構図そのものが,このワークショップの主題であろう,この地での医療の在り方について議論し学ぶ場であることを明確に示したように思います.

それは地域住民の生活を守るうえで日常と非日常をどのようにデザインするかは当事者じゃないと責任を取れない構図だからだと思います.

http://www.medbb.net/education/setonet20160521/img/setonet20160521-53.png

地域と医療の統合に資する 情報活用の考え方 -不足の観点からみる医療2.10- より)

 

なぜなら責任をとるといって謝罪したところで状況は改善しません.責任を取るには考えて状況を改善するよう行動するしか選択肢がありません.故に日常の中で自然に関心を持ちつづける当事者以外はありえません.

 

さて日常と非日常のデザインを考えたとき,それぞれを行き来できる地域の人材が必要となります.そこでは看護師が重要な役割になると思っています.故に本ワークショップがへき地医療に興味のある看護学生を対象にしていることは当然な事であり,地域の期待は相当なものと思います.

 

へき地において,自然に関心を持ちつづける当事者であるには何が必要なのか,その中には当然医療人としての普遍的なものも含むはずです.このワークショップでへき地の視点から「何か」を掴むキッカケになったことと思います.

 

以下本日の感想

 

1.自己紹介にて

各テーブルでそれぞれ自己紹介されていましたが,最初立って挨拶するグループやら座っているグループがありましたが,どのテーブルも笑顔が出るようになって拍手などが,浸透していったような気がする へき地は固有の文化を持っているがこのように専門職者同士がつながっていることで,それぞれの良い文化を取り入れられることに気が付いたのではないでしょうか

WCサッカーの日本人観客のマナーも最初は賛否両論でしたが,継続しその良さが徐々に浸透しているように思います

jp.sputniknews.com

 

他地域で行われていることに 気が付く感性が必要なのだと思います.

 

2. アンケートデータより村の特徴の抽出

 多い-少ないという定量的なものを,良い-悪いの軸に変換するときに悩まれた方も多いのではないでしょうか?例えば同様な事柄(自動車)に関しては運転している時間が長いことを「良い」と評価するテーブルもあれば,動く習慣が無いので「悪い」と評価したテーブルもあったりしました.

データを分析するときに軸が見えないとその後の活用に繋がらないので,常に意識することの必要性を痛感したのではないでしょうか. 

 

3.最終成果物(イベント案)について

・なかなか斬新な種目(ロードレースやゴルフ)を含むものもでましたが運動会や,定期的なイベントで夫婦で参加を念頭においているもの,市場を開くものなど提案がなされました.

健康づくり(運動・生活習慣)や検診の受診を促すもの,そしてコミュニティの構築を目的としているものもあり様々でしたが,どのように興味をもってもらうのかを各テーブルともに考えていたように思います.

 

会を通して皆さん楽しんで参加されていたように思います.運営が良かった事に加え参加される皆さんそれぞれが正しく楽しもうと思われたからだと思います.

 

そのような会に参加させていてただき私自身楽しい中での学びの時間になりました.

ありがとうございました.