テーマは「地域医療の鍵を探る~機能分化の時代におけるホンモノの’連携’とは~」
分科会「ホンモノの’連携’を進めて得られるもの」
第4分科会は「地域医療・介護と連携」
分科会の4グループで検討・報告した内容をとりまとめたものです。
検討内容をとりまとめたポンチ絵をとそれぞれの書いたメモ紙を並べながら皆さんの議論の流れを頭の中で整理しながら報告しました。
その時の言葉が足りない部分なども含め整理してまとめたものが以下
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私の所属したグループは「専門職間のギャップをどのように埋めるか」をテーマになりましたが、最初に、皆でKJ法を用いて意見を書き出し取りまとめていく中でテーマを決定しました。
他班の報告でも出ていたような意見も多かったのですが、まだ話が出ていないところでは「個人情報の取り扱い」の話が出ていました。FBやLINEなど簡単に情報を流通させれる時代であり今後考えなくてはいけないテーマではあります。
そのような中で「専門職間のギャップをどのように埋めるか」をテーマとして解決策について議論しました
では、専門職間のギャップをどのように埋めるかを考えたときに、病院の中での話でも住民の話などでも問題として「無関心」というキーワードが挙がっていました。結局のところ関心がないんですよね。関心が無ければ教育したところでなににもならない。
となるとまずは関心を持ってもらうところから始めて教育に結び付けていくことを考えました。
専門職者間のギャップを埋めるための手段としては連携会議の開催であったり多職種の勉強会を行うことなどが意見として挙がってきましたが、関心を持っていただくにはどのようにしたら、モチベーションを維持するためにはどのようにしたら良いのか?専門職者としては提供する対象である住民がどのような事で困っているのかを吸い上げることで維持できるのではないかと考えました。
では、住民の方の声をどのようにして専門職者に伝えるのかですが、その前に住民の方にも関心がないという問題が出ていました。あと正しい理解であったり、どのようなサービスが提供されているのかすらご存じないかもしれない。私自身も住民ではあるものの状況がよくわかっていない。故に住民が知ることから始めないといけない。
では住民はどこから教えてもらうのか?行政により様々な情報が広報がなされますが、わかりにくくなったりタイムリーに発信できないことなどが考えられます。結局伝わらないかもしれません。
では何が必要なのかとなります。キーとなる部分ですが、メディア(報道機関)です。過去の地域医療の例でもメディアが重要な役割を占めていました。良質な情報を様々な手段で住民に届けてもらう。そのようなことを期待している。このことで住民の方は関心を持ち正しい理解につながるのではないか。
では行政は何をメディアに伝えたらよいのか。世の中の意見の集約や具体的な計画。それをしないとメディアも伝えようがない。
「専門職間のギャップをどのように埋めるか」をテーマで検討したのですが、出来た関係図は専門職・住民・行政がつながったものでした。結局全体がつながらないと専門職間のギャップは埋めれない。そのつながりの中では情報が流通するわけですが、メディア(報道機関)ではなくても良いかもしれないが、良質な情報を多種多様な形態で流通させることのできる力のある組織がキーになるという結論に至りました。
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https://twitter.com/sutolabo/status/892187310514728961https:
【学会セミナー等参加】(会議等名称)地域医療フォーラム2017 テーマ:「地域医療の鍵を探る ~機能分化の時代におけるホンモノの’連携’とは~」 《主催》自治医科大学 (会期)2017年9月17日 (開催場所)東京都千代田区 秋葉原ダイビル
— SUTO Laboratory (@sutolabo) 2017年8月1日
//twitter.com/sutolabo/status/892187310514728961